秋花粉

花粉というと、真っ先に春を思い浮かべる人も多いかと思いますが、秋もまた、花粉が飛びやすい時期です。そのため、アレルギーによる肌荒れが気になる人も少なくないのではないでしょうか。

ただ、改めて調べてみると、秋花粉の影響は、思っているよりも受けにくそうなものであることが分かりました。

今回は、秋花粉と肌荒れの関係などについて考え、対策も練ってみることにしましょう。

飛散する秋花粉は意外に少ない!?

秋花粉と一口に言っても、花粉の種類はさまざまです。しかし、春とは種類が異なり、また、飛散状況も違っています

低草の花粉が多い傾向に

春は、スギ、ヒノキ、ハンノキなどの花粉が、全国レベルで飛び舞います。それらの木がたくさん生息する山から、花粉は上空の風に乗り、街までやってくるのです。そのため、実に多くの人間たちが花粉を浴び、車や窓も粉っぽく汚れてしまいます。

しかし、秋の場合、そういった高い木よりも、身の丈の低い草本植物(いわゆる草)による花粉が飛び舞う傾向にあり、またその量も、春の花粉量に比べれば断然少ない傾向にあるでしょう。

花粉の種類や量、降り注ぐ地域については、協和発酵キリン株式会社が提供している『花粉症ナビ』というサイトの花粉カレンダーが分かりやすかったので、一度ご覧になってみると良いかと思います。

そちらのサイトを参考にすると、関東の秋では、ブタクサ属、ヨモギ属、カナムグラ、そしてイネなどの花粉が、9月をピークによく飛んでいることが分かります。それらは、身の丈の低い草本植物です。

あまり遠くへは飛ばない

低草から飛ぶ花粉であれば、背の高い木々から飛ぶ花粉ほどは、大空を舞うような気がしませんよね。でも実際はどうなのでしょうか。

自分だけの考えでは不安だったため、Google でちょっくら調べてみたところ、秋花粉は春花粉よりも遠くには飛ばない、といった意見が散見されました。それはやはり、低草から飛ぶ花粉だからです。低草にとっては、まわりには花粉を遮る障害物も多いですね。

となれば、自然の多い地域から、人間の多い都心部まで飛んでくる花粉量は、そこまで多いわけではないと考えられます。つまり、春の花粉症患者数よりは、秋のそれのほうが断然少ないということになりましょう。

とはいえ、花粉が飛んでいないこともないですし、スギ花粉だって秋にも飛んでいる地域が多いです。それに、実際に自然の多い地域だと秋花粉が多く舞うわけなので、悩む人は、やはりある程度は存在するでしょう。

その肌荒れ、本当に秋花粉のせい?

「秋になったら肌が荒れた。これは秋花粉のせいだ!」

と考える人は、もしかしたらけっこういらっしゃると思いますが、ちょっとお待ちください。上述の内容を踏まえると、秋花粉の影響だと結論づけるには、根拠に乏しい状況にあります。

秋花粉を飛ばす植物が多く生息する地域にお住まいの方の場合は、花粉による肌荒れである可能性は濃くなるでしょう。

しかし、そうでない場合や、「目がかゆい、クシャミ・鼻水が止まらない」といった症状が特に無い場合は、秋花粉の可能性を考えるよりも、まず別の原因を考えてみるのが良いかと思います。原因を正しく判断することで、スキンケア・対策の方向性を間違えずに済むからです。

日焼けが原因かも!?

初秋は、夏の延長戦です。日差しは強く、紫外線量もまだ多い。そのため、「やっと涼しくなってきた!秋だなあ」と気が抜けて日焼け対策の手を抜くと、うっかり日焼けをしてしまいます

現に私がそうでした。これにまつわるエピソードについては、別の記事「いきなり肌が赤く痒く!原因は大気汚染?秋花粉?日光?」をご覧ください。

もし今、あなたも肌荒れを自覚していらっしゃるなら、「日焼けによるものかもしれない」と捉えていただくと良いかもしれません。涼しくなってくると外出する機会も多くなることですし、可能性としては秋花粉よりも大きい気がします。

秋の肌は、夏の疲れが表れやすい

夏は暑いので、冬のときよりは、保湿ケアを入念にすることがあまりないかと思います。でも、暑さや紫外線で疲れた肌こそ、本当はうるおいを与え、回復しやすくしっかりと整えてやることが必要です。

そういったケアに落ち度があった場合、その余波は秋にやってきます。それでもなおケアが不十分だと、冬にまで影響し、春の敏感肌へと突入してしまうこともありえます。そうなると、今度は本当に春花粉によるアレルギーに悩まされることにもなりかねません。

何はともあれ、秋は肌にとっても快適な季節である上、だんだんと紫外線量も減ってくる時期なので、整え直すチャンスです。疲れた肌をいたわって、冬の超乾燥肌の悪魔を寄せ付けないようにしていきたいものですね。

秋の肌荒れ防止対策はこう!

秋こそ「肌を整え直すチャンス」だということをお伝えしましたが、何か特別なスキンケアが必要かといったら、別にそうでもありません。以下のことを、サボることなく地道にし続けることが肝心です。

  • クレンジング・洗顔
  • 保湿
  • 日焼け対策(日常生活レベルなら、SPFは25前後、PAは++程度でOK)
  • ノーメイクもしくはライトメイク(可能な範囲で)
  • 十分な睡眠と栄養摂取(食欲の秋!)

ただ、これから乾燥の季節が近づく(主に太平洋側)わけですし、一応秋花粉の対策もしましょうということで、バリアケアを強化すると良いかと思います。夏はさわやかケアをしていた人でも、秋にはしっとりケアにシフトすると良いでしょう。

そのバリアケアというのは、空気乾燥、花粉、黄砂、塵や埃などから守るのみならず、肌の水分が逃げないようガッチリと守って整えていくスキンケアです。この手助けとなってくれるアイテムが、ディセンシアの《アヤナス》というものですので、一度ご覧になってみると良いかと思います。

>> 《アヤナス》公式サイト

《アヤナス》は、非常にしっとりとした使い心地なので、夏には使いづらいこともありますが、秋から春にかけてはおすすめです。敏感肌向けであることからも、大変安心感のある基礎化粧品です。

以上のケアを、「秋だ~!ケアをサボろう!」とあぐらをかくことなく、とにかくコンスタントに続けていくことが、肌を整えたり肌荒れを防止したりすることには欠かせないタスクといえましょう。

もし本当に秋花粉が原因だと考えられるのであれば、マスクをしたり、耳鼻咽喉科や皮膚科を受診したりすることも検討なさってみてはいかがでしょうか。目がかゆい、くしゃみが止まらないなどといった症状がある場合は、風邪か花粉症を疑ってみると良いと思います。