背中がかゆい

私の住む地域では、11月になると、空気の乾燥を肌でありありと感じるようになります。まだ暖かい日もあるので、なんとなく安心した気持ちでいると、知らないうちに冬になっている・・・そんな感覚です。

その頃、顔の肌の乾燥も凄まじくなっていくのですが、一方で、背中もひどいのなんの。ムズムズとかゆくなり、我慢ならずにバリバリと掻いてしまうことがよくあります。

これは晩秋から冬まで、いや、春先までずっとこんな調子です。もう困ったものですね。

引き起こる弊害

背中がかゆいと、あらゆる弊害が引き起こります。以下のは、あくまで私の例ですが、少しでも共感していただけたら幸いです。

知らない間に手を突っ込んでいる

家族や友人と喋っているとき、ホームで電車を待っているとき、仕事をしているときなど、何か夢中になっている場合に、知らず知らずのうちに手をシャツの中に突っ込んでいるときがあります。そしてボリボリバリバリ。

別に突っ込むのが何だ、って話かもしれませんが、はたから見てみると、ちょっと品が無いですよね。真剣な会話をしているときにやってしまうと、それだけで「落ち着きのない人だなあ」と思われて、あまり良い印象には映らないでしょう。

それだけ背中がかゆいということです。思わず手をのばしてしまうくらいですから、相当のかゆさです。我慢すれば我慢できるかもしれませんが、無意識レベルで掻こうとしてしまうのです。

睡眠不足になることがある

眠っているときも、背中のかゆさに起こされてしまうことがあります。おそらく、夢の中でも背中をバリバリと掻いていて、それを繰り返していくうちに、どんどんかゆさが増して、目が覚めてしまうのでしょう。

ふと我に返ったときには、やはり手をシャツの中に入れていました

背中が荒れる

掻けば掻くほどかゆくなる背中。バリバリというレベルを超えて、爪を立ててガシガシと掻いてしまうこともあります。掻いている最中はとても気持ちが良いのですが、少し手を休めると、ますますかゆみが増します。

だから、一度掻き始めたら、しばらく掻き続けることになってしまうのです。

すると、当然ながら、背中の肌が荒れます。背中は自分の目で見ることができないのでよく分からないのですが、きっと、赤く腫れているか、白い粉をふいているのではないかと思います。

背中は隠せる場所なのでまだ良いのですが、やはりボディーをいたわってやらないとなあと反省しています。

物事に集中できなくなる

掻けば掻くほど、物事に集中できなくもなります。何か人前で喋っていても、我慢が限界に達する頃になると、ろれつがスムーズに回らなくなるのです。

「○○はですね、えぇつまり、□…あっ、□□××のことで…っすね」という感じです。まあこれはちょっと大げさかもしれませんが、それくらい背中がかゆくて仕方がないわけです。

物事に集中できないとなると、仕事もはかどらず、車の運転では危険性が高まり、映画の鑑賞では面白さが半減します。しっかり対策をしないといけませんね。

どうすればかゆくなくなる!?

何も対策をしないでおくと、春まで地獄です。「そのうち慣れるんじゃないか?」と思っても、やっぱりかゆいのはごめんですね。

というわけで、どんな対策がある考えてみました。良ければ参考になさってみてください。

保護する

ごくごく普通の対策ですみませんが、やはり肌の保護こそが、原始的なかゆみ予防かなと思います。

例えば私は、NIVEAの青缶(スキンクリーム)を使っています。ただの純粋なクリームで、成分は、ミネラルオイルやワセリン、グリセリン等々。はっきり言って、ただの油の保護膜です。が、医療・福祉施設でもけっこう使われているそうで、そのかゆみ予防効果は抜群だと感じます。

ただですね、あくまで予防効果はあっても、かゆみが収まるのか?といえば、ちょっと懐疑的です。といいますか、「かゆみ止め」として効果はあまり感じないのです。保護クリームというにとどまるだけのような気がします。

そうであっても、青缶は、保護するには素晴らしいアイテムですし、外気をシャットアウトして温かみも感じるので、冬季にはなかなか重宝できますね。

保湿する

上の保護と近い部分がありますが、ボディー用の化粧水や美容液を使ってうるおいを与えることも、肌を整えていく上では良い方法なのではないか?と思います。

うるおいが足りないことが原因でカサカサムズムズするわけですから、足りない分を補い、その上からクリーム等で保護をしてやると良いでしょうね。

先に「保護する」のほうを書いてしまいましたが、手順は、保湿 → 保護 が適切です。まあでも、クリームによる保護だけでも、だいぶ安心感はあるかなと思います。

かゆみ止めを塗る

肌が炎症を引き起こしていたりしたら、かゆみ止めを塗ることでスーッと収まるかと思います。ドラッグストアなどで、薬剤師や登録販売者の方に尋ねてみると、適したアイテムを紹介してくれるでしょう。

あまりに肌荒れがひどい場合は、皮膚科で治療してもらうのも手かもしれませんね。

部屋の湿度を上げる

かゆみを引き起こしている大きな原因が空気乾燥であるわけなので、部屋の湿度を60%くらいに上げるのが良いかと思います。

加湿器を使うほかにも、風呂の湯気を導いたり、やかんや鍋の湯気を利用したりと、湿度を上げるための知恵はさまざまでしょう。

ほかにもある!背中がかゆくなる原因と対策

上記では、主に季節要因における背中のかゆみについてお話ししてきましたが、「背中がかゆい」と感じるときの原因というのはほかにも色々ありますので、ついでにお話ししておきたいと思います。

アレルギー、接触性皮膚炎など

私は今のところアレルギー症状によるかゆみはありませんが、何かしらのアレルギー症状で背中がかゆくなることもありえますね。要は、蕁麻疹(じんましん)です。

ほかにも、衣類の繊維や洗剤の残りかす、ダニ、ほこりなどが原因となって、アレルギー症状や接触性皮膚炎が起きてかゆくなることもあるかと思います。

何が原因かによって対策の仕方は変わるかと思います。食物アレルギーなら食べるのを控え、接触性のものなら接触しないようにしたり肌を保護したり・・・といった具合ですね。

まれに、クリームやかゆみ止めにもアレルゲンが入っていたりして、炎症を引き起こすこともあるようです。

病気など

内臓に不調が生じているときや肌が病気になっているとき、むずがゆくなったりすることがあるかもしれません。病気だと湿疹ができることもあり、それだとかゆみを感じるはずです。

病気とくれば、やはり病気を治すことが一番の対策かと思います。治療に専念し、日頃から健全な生活を送れるようにしたいものです。

病気ではないにしても、もし気になるようであれば、一度皮膚科で肌の状態を診てもらうと良いでしょうね。もし仮に内臓の病気であれば、塗り薬だけでは治らないわけですから、それなりに病院側も対処してくれるはずです。

夏場なら日焼けの可能性も高い

夏場は、紫外線の降り注ぐ量が半端ないですよね。薄着をしたり水着を着たりする機会も比較的多いので、その際に焼けてしまって背中がかゆくなることがあります。

軽い日焼けであれば、やさしくいたわっているうちに治っていくと思うのですが、程度が甚だしければ、皮膚科での治療がやはりお勧めです。傷跡になったりシミになったりするので、早めの適切な処置が大切でしょう。

若い頃はかゆくならなかった私

これで最後になりますが、若い頃、なぜか背中がかゆくなったことは、あまりありませんでした。

歳を重ねてくると、肌は乾燥しやすくなり、また敏感にもなります。ちょっとのことでカサカサしたりかゆくなったりするなあと、この頃痛感しております。

血行や代謝の機能が不安定にもなりやすくなってきたのでしょうね。皮脂の分泌量も、(部位にもよりますが)減り、洗うとすぐに乾燥します。私の背中は、特にその典型例です。

晩秋になってから対策をするのではなく、その時季に差し掛かる前からきちんと保護をして、かゆみを予防しておきたいものだなあと思いました。