大気汚染?秋花粉?

この前、友人とビルのテラスでお茶をしました。私がいたテラスは5階。高層ビルが立ち並ぶ地区で、空気もそこまで綺麗ではないところでしたが、テラスには草木が植えられ、落ち着ける場所ではありました。

都会の中心部だというのに、あまりに静かで人気(ひとけ)もあまりなかったので、居心地が良く、だいたい3時間ほど喋っていたかと思います。ただ、曇り空で、風も強い日だったのが惜しかったです。

問題はお茶をした直後に起きました。私の肌が赤みを増し、ムズムズと痒くなったのです。夜になっても引かず、翌日も少し痒みを感じました。

今回は、その原因などについて探ってみたいと思います。

原因の考察

では、原因の候補を挙げ、一つずつ考えていきましょう。

【考察1】大気汚染?

都会の真ん中で真っ先に考えられることといえば、大気汚染。昔ほど汚いことは無いにしても、少なからず、車やビルに備わるあらゆる機器から出てくるガスや有害物質、塵や埃、アレルゲン等が、空気中にフワフワ浮いているはずです。

5階のテラスだと大気が汚染していてもおかしくなく、なおかつ、3時間も外気に触れていたのならば何かしら影響を受ける可能性があります

大気汚染こそが、肌が痒くなった一番大きな原因なのではないかと思います(日頃都会を歩くときは、3時間も外にいることはまずありません。だから、都心にいたからといって肌が痒くなることはまずないわけです)。

とはいえ、大気汚染だけが原因ではないとも思っています。

【考察2】秋花粉?

私がテラスでお茶をした日は、9月の半ば。初秋です。春ほどではないですが、秋も、花粉が肌を荒らす原因に挙がりやすい時季です。

ずばり、今回頭によぎったのは、秋花粉。都会といえど、花粉が風に乗って遠くからやって来て、舞い降りてくることは十分に考えられます。だから、偶然自分の肌のバリア機能が弱っていて(そもそもこの日、朝のケアをサボってしまっていました)、花粉の影響がもろに出てしまったのではないか、という気がしました。

ところが、調べてみると、9月半ばの秋花粉といっても、私が住む地域ではそこまでたくさん種類があるわけではないことが判明。それに、秋花粉は身丈の低い草などがほぼ放っているようなので、上空を飛んで都会まで来る花粉は多くないとの考えに至りました。そうなると、肌の痒みはの原因は秋花粉である、とまでは断言できませんね。

【考察3】日光?

冒頭に書いたように、テラスでお茶をした日は曇りでした。台風の接近により風も強かったですし、この日は外を出歩くことは無いと思っていました。そのため、特に日焼け止めは塗らず。しかし、成り行きでテラスでお茶をすることになってしまいました。

そのときは、楽しくて、日焼けのことなんて完全に頭から抜けていました。

でも、曇りとはいえ、日焼けはします。日光が雲に遮られるから日焼けの心配はない、という考えは大間違い。晴れの日の6割ほどの紫外線量が降り注ぎます。薄曇りの場合だと9割ほどになることもあります。

ほぼ無防備な状態で3時間も空の下にいれば、当然日焼けしますね。9月は夏の延長戦でもありますので、紫外線の影響は割と強く受けます。本来であれば、日焼け対策をきちんとすべきところです。

私が思うに、今回の痒みは、日光の仕業も大きかったのではないかと思います。大気汚染と相まって、私の肌は刺激を受け、その反応として炎症し、赤みが出てしまったのかもしれないと推察します。

【考察4】その他?

以上が原因の大部分を占めると思いますが、心当たりのあるものが、ほかにあるのです。

同じような状況の方はいらっしゃるでしょうか。私は、タマネギやネギのにおいを嗅ぐと、どうも皮脂がジワジワでてきて肌が痒くなるのです。頭皮からも脂汗が出て、痒くなり、目の上から湯気が出ているような感覚になります。

私は、テラスでお茶をした後、晩御飯を求めてビル内のレストラン街を歩いていました。そのとき、あちらこちらから食材や料理のにおいが漂ってきました。その中には、タマネギやネギのようなにおいも混ざっていました。

そう、そのにおいを嗅いだとき、はじめて肌が無性に痒くなったことを自覚したのです。今こうして書きながら思い出してみても、脂汗がにじみ出てきて肌が痒いくらいです。それだけ敏感なのです。

日頃も、においだけで皮脂や脂汗が出てきますが、その日は、テラスで肌を傷めてしまったせいもあってか、余計に気になりました。友人に「今 私の顔どうなってる?」と訊くと「なんか赤いよね」と言われ、そのときはじめて自分の顔が赤いと確信しました。

最初は、痒くなったのはネギなどのにおいのせいだと思っていたのですが、この日はいつも以上に気になったため、においだけではないと思い至り、今回考察することになったわけであります。

なお、生のネギやタマネギを食べたときは、もちろん顔も頭も痒くなります。ただ、火を入れたものであれば、ほとんど痒くなりません。ネギトロ丼、たこ焼き、サラダなど、こういったものには生のネギやタマネギがかかっていますが、好きなのに、食べるのが少し怖いです。

あ、ダメだ・・・! 想像するだけで汗が・・・(^^;)

異なるケースでの痒みと対策

以上は私のエピソードでした。ここからは一般論です。

肌が痒くなってしまう原因というのは、日焼け、大気汚染、花粉などのほかにも色々あります。空気乾燥が主なものですが、化粧品に含まれる成分が刺激となったりアレルギーを引き起こしたりするケースもあります。

  詳しくは、記事「保湿してもかゆくなるとき、肌では何が起きているのか?」をご覧ください。

体調が芳しくなく肌の機能が弱っているときなども、外的な影響を受けますし、風邪の炎症によって赤みが出たり痒くなるといった場合もあるでしょう。

また、敏感肌になってしまっている場合は、少しのことで痒みが発生したり肌荒れが生じたりする傾向にあります。敏感肌では、保湿ケアとバリアケアを徹底したを行うことで、痒みを遠ざけることができるのではないでしょうか。

  記事「目のまわりの乾燥やかゆみの対策には手堅いバリアケアを」の中で詳しく説明しております。

ただ、どんな対策でも、気が緩んでサボってしまえば、それなりに外的ストレスの影響を受けかねません。特に紫外線の刺激は大きいので、「日焼け対策はきちんとやらないとなあ」と、今回のトラブルを通じて痛感しました。

いざ痒くなったときは、慌てずにケアを

まあとにかく、万一私のように痒くなってしまっても、「すぐに塗り薬を!」と慌てる必要はないでしょう。よほどの肌荒れや日焼けをしたときは、応急処置や皮膚科受診が良いですが、ほんのり赤くなって軽く痒みを催した場合は、落ち着いてケアをすればOKだと思います。

夜は、クレンジングで落とすべきものを落とし、洗顔。そしてすぐに保湿(できれば敏感肌向けのものが良いでしょう)。しっかり睡眠をとり、翌日は、可能な範囲でノーメイクあるいはライトメイク。日焼け止めは、使い慣れたもので…。

私は、翌日までは少し痒みが続きましたが、以上のような感じですぐに治りました。もし、様子を見ても気になるような方がいらっしゃれば、皮膚科を受診するのが安心ではないでしょうか。

肌のトラブルなんて、絶対に起きないものではありません。いつか必ず、ひょんなことから起きたりします。でも、それこそ人体!うまく付き合っていくことこそ、大切なことなのかもしれませんね。