海外の化粧品のお土産

海外旅行に行ったとき、どんな日用品があるのかと店のフロアをうろつく人は多いものです。

「お土産には何がいいかな」「記念に何を買っていこうかな」と考えながら歩き回り、ついに魅力的な化粧品を発見し、「よし!これを友達(または家族や恋人)に買っていこう!」とレジへ持っていきます。

でも、そこにもし私がいれば、「ちょっとお待ちくだせい!」と声をかけるかもしれません。そして、「その化粧品、本当にええんかね?」と問うことでしょう。

今回は、その理由について述べていきたいと思います。

日本の化粧品と海外の化粧品の違い

日本の化粧品と海外の化粧品には、大きな違いがあります。いや、化粧品そのものの違いに注目するよりは、まずは法律に違いがあるという点をおさえておいたほうが良いかと思いますね。

例えば、日本とアメリカとでは、法律によって規制されている成分と使用して良い成分が違います。具体的な成分が何かは、今回の論点ではないので割愛します。

ともかく、そういった違いがある以上、日本の化粧品と海外の化粧品とでは、(たとえ「化粧水」という同カテゴリーのものであっても)同じようなものであると考えないのが無難でしょう。

また、処方の仕方が異なることも多いでしょう。日本では、日本人の肌に合わせた成分と処方で化粧品が作られています。日本人の肌は薄いと言われ、デリケートでもあります。そして日本には日本の環境があり、それに応じた防腐等の処理もされています。

私自身は化粧品の研究開発に携わっていないので、どこまで日本人向けに作っているかは分かりませんが、以上のような違いがあると考えます。

韓国の保湿パックを実際に使ってみたところ・・・

以前、知り合いが韓国に旅行に行ったときに、お土産で保湿パックを買ってきてくれました。私は「え!保湿パックはちょっと・・・」と思いながらも、「まあ、お土産なんだから文句は言えないな」と考えることにして受け取りました。

「使って肌が荒れたらどうしよう」「もしや、私の肌を荒らそうとして買ってきたのか!?」「かといってジェラシーを抱かれるほどの肌ではないけど(笑)」と色々思いあぐねていました。()

  これらは、「海外の化粧品が、日本人である自分の肌に合わなかったらどうしよう」という不安から来た思いであり、その化粧品の存在や韓国の化粧品メーカーを否定する意図ではありません。

でも、私はその保湿パックを使ってみました。「荒れたら荒れただし、効果があれば有難や!」と思い至ったのです。

そのパックは床に滴るほどの水分で満たされ、顔に乗せると、突然砂漠にオアシスが湧き出たように、肌がうるおっていきました

結果、肌は荒れることなく、むしろ気持ち良かったくらいです。「保湿」というには物足りない感じでしたが、「水分を与える」という点ではバッチリでしたね。

ただ、香りは強すぎました。香料がふんだんに使われていました。まあ、私の好きな石鹸のような香りだった(しかも、昔家族で泊まったことのあるホテルのいいにおい)だったので、テンションは上がりました。

このように、海外の化粧品を使っても、結果として良かったということもあります。くれた知り合いも化粧品についてはうるさい人なので、もしかしたら私に合いそうな物を選んでくれたのかもしれません。

でも私は「運が良かった」としか思っていません。海外の化粧品は、やっぱり日本のやり方とは違う方法で作られているわけですから、「肌に合わない可能性も高い」とつくづく思うのです。

海外の化粧品を買うときはよく考えて

でも、せっかくのお土産。海外に行ったときくらいにしか買えないので、やっぱり買いたければ買ったほうが良いとも思うのです。買わずに後悔するくらいなら、買うだけ買っちゃえ!ということです。

仮に友達等にプレゼントする際には、「海外のだから、合うか合わないかは分からないよ」「何かあっても自己責任で」と念を押して渡すのが良いかもしれませんが、「そうなら買ってくんなよ!」と思われそうなら、お土産として買うのはやめて自分用のだけにしておくのが良いでしょうね。

また、海外の売場で欲しい化粧品を手にしたとき、成分についても確認できるならしたほうが良いですね。ただ、読めない単語や難しい表記で載っていることが多いので、この辺は諦めてしまいましょう。その代わり、覚悟を持って購入することになります。

ネット通販でも、海外の化粧品が売られていることがありますが、ネットでは成分を調べる余裕があると思うので、きちんと調べてから購入を検討することが大切だと思います。また、輸入業者が誠実な会社かどうか見極める目も必要となるでしょう。

日本の化粧品にだって、合う・合わないがある

至極当然なことを言いますが、日本の化粧品にだって、合う・合わないがあります。これは海外の化粧品にも言えることでしょう。先ほどから「合わない可能性がある」と言っていますが、私の韓国保湿パック体験のように、肌に合う可能性もあるのです。

むしろ、中には「○○という国の××の化粧品が、これまでで一番肌に合うんだよね~」「日本の化粧品はどうも肌に合わない」という人もいるかと思います。

要は、一概に論じることはできない、ということです。

日本の化粧品を購入する際でも、「日本のだから大丈夫だよね!」と過信することなく、ほんのちょっとだけ疑いの目を持ちつつ自分に合った化粧品を探し求めることが大切だと思いますね。

過剰なアピール(広告)も散見されます。たまに、景品表示法や薬機法(旧薬事法)の違反スレスレの内容でアピールされている場合もあります。だからこそ過信は禁物。少し遠い距離から冷静に判断することが必要となってくるのではないでしょうか。