男性の肌荒れ

少し昔のお話をするならば、スキンケアに勤しむ男性はそう多くはない印象でした。ひっそりと気にしている方もいたかもしれませんが、あまり表立っては「しています」感がありませんでしたね。

ところが、最近は違います。あらゆるメディアでは、男性のスキンケア情報が豊富になり、オシャレ男子なる言葉も生まれたように、自分の身体に気を遣うことを堂々と表明している男性が多くなりました。ここにいらした男性も、おそらくその類の人が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ともかく”肌荒れ”というものに着目してみます。タイトルにも書きましたが、男性の口周りの肌荒れはカミソリ負け!ということです。対策についてもお伝えしますので、是非ごゆっくりお読みくださいね。

口周りが赤く! ⇒ カミソリ負けの可能性大

男性に一番多いのが、口周りが赤くなるという肌荒れ。このパターンでは、髭剃りを日常的に行っている場合は「カミソリ負け」が最大の原因といえるでしょう。

では、なぜカミソリ負けが肌荒れの原因になるのでしょうか。

刃が角質を削る!普通のカミソリは要注意

電動のシェーバーではなく、ごく普通の手動のカミソリ(T字カミソリなど)の場合に特にいえるのですが、その刃が、剃るときに肌の角質を削っていきます

角質とは、角質層や角層ともいい、肌の最も表面部分にあるかなり薄い層です。外的な刺激や乾燥などから肌を守るといった機能を担っています。

ところが、カミソリはそのバリアをことごとく破っていき、細かい傷をつけていきます。急いでいたりすると、うっかり強く剃ってしまい、傷も比較的深くなることがあります。

その結果、傷によってヒリヒリしたり赤みを催したりしますし、肌内部の水分が蒸発して乾燥肌を招いたりします。そういった影響の総合的な状態こそが、カミソリ後の肌荒れであるわけです。

電動シェーバーの場合

電動シェーバー(電動カミソリ)の場合は、普通のカミソリほどは細かく剃れない反面、肌が傷付きにくい(カミソリ負けしにくい)と言われています。

ただ、何度も剃っていれば摩擦で肌が荒れますし、肌を濡らさずに剃った場合も細かい傷がつきやすくなります

そういった点を考えると、電動シェーバーか普通のカミソリか、どちらが肌荒れしやすいかというのは、一概に決めるつけることはできないように思います。

普通のカミソリを使う場合でも、準備とアフターケアをきちんと行うことで、肌荒れを未然に防ぐことが可能です。以下にて、準備・アフターケアについてお伝えしていきましょう。

カミソリ負けの対策法

髭を剃る前と剃った後にやるべきことがあります。準備とアフターケアの2つに分けて説明していきます。

剃る前の準備

洗顔などを行った後に髭を剃っていきます。その際、

  • 肌をやわらかくする → シェービング剤を塗布 → 剃る

という流れを守るようにしてみましょう。

湯舟に入ったり蒸しタオルを乗せたりすることで、肌が柔軟になります。このほうが、シェービング剤の浸透がスムーズに行く上、刃の滑りも良くなって傷が付きにくくなります。

シェービング剤は、ソープ、クリーム、ローションなどの種類がありますが、肌質や趣味に合えば、どれでないといけないということはないでしょう。中には、保湿成分の多い洗顔料を泡立てて使っている強者もいます。

とにかく刃の滑りを良くすることが目的なので、それが叶えられるなら難しい理屈は必要ないと思います。

アフターケア

大切なのはアフターケアです。これをするのとしないのとでは、肌の整い方が変わってきます。髭剃りはほぼ毎日行うものでしょうから、日々のケア継続こそものを言うに違いありません。

髭を剃った後は、なるべく早い段階で化粧水などを塗布していきましょう。とはいえ、化粧水なら何でも良いというわけではなく、髭剃り後に適したものを使うことが望ましいですね。例としては、

  • 俗にいう「アフターシェービングローション」
  • 肌荒れ(カミソリ負け)を防ぐ効果のある薬用化粧品
  • 肌荒れに良さそうな その他の化粧品

といったものです。

アフターシェービングローションは、その名のとおり、髭剃り後に使うことを主な目的とした化粧水のことです(たいていは肌荒れ防止に良いですが、中にはあまり効果が高くなさそうなものもあるので注意が必要です)。

アフターシェービングローションという名前が付いていなくても、同じような効果を持つ薬用化粧品もあります。それが、肌荒れ(カミソリ負け)を防ぐ効果のある薬用化粧品です(説明書に、「アフターシェービングローションとしてもご使用いただけます」と書いてある場合もあります)

どういったものが肌荒れを防ぐ効果のある薬用化粧品なのかというと、それはグリチルリチン酸ジカリウム(2K)」や「グリチルレチン酸ステアリル」、「アラントイン」などいった有効成分が入っているものです。

 ※ 有効成分は、薬用化粧品の場合は必ず容器に表示してあります。通販サイト等でも、隅々まで見ていればどこかに書いてあると思いますので、購入時に是非確認してみてくださいね。

その他、薬用ではない普通の保湿化粧品でも、成分表示の上のほうに先述の成分が書いてあるものはおすすめです(多い順に表示することになっているためです)。「あまりカミソリ負けは気にならないが、男として、きちんとケアをしておきたい」という方にも向いているでしょう。

その化粧品としては、例えば〈ZIGEN オールインワンフェイスジェル〉というものがあります。成分表示を見ると、グリチルリチン酸ジカリウムが上のほうに書いてあります(2017年5月現在)。是非一度見てみると良いでしょう。

>> 〈ZIGEN オールインワンフェイスジェル〉公式サイト

ただ、男性向けの化粧品は、清涼成分でさっぱり感を醸し出しているものも多いです。そういうのが苦手な方の場合は、ニキビ予防の敏感肌向け薬用化粧品でも良いでしょう(グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸ステアリル、アラントインなどは、ニキビ予防の薬用化粧品にも有効成分として配合されていることが多いです)

リラックスして丁寧に剃ろう

一応書いておきたいと思いますが、髭を剃るときは、時間に余裕を持たせ、リラックスして丁寧に行うようにしましょう。慌ててやると力が入ったりして、肌を傷つけてしまいますし、剃り残しも生まれてしまいます。

肌荒れを「消したい」場合の対処

最後に、カミソリ負けなどによる肌荒れを「消したい」という場合の対処についてお伝えしたいと思います。

肌荒れを消す方法は、大きくは次の2つです。

  • セルフケアを続けつつの自然治癒
  • 治療

肌を傷めないように気を付けながら、保湿ケアや生活改善などを行って肌をいたわれば、時間の経過とともに肌の状態は良くなっていくことが多いです。

まずそれが基本ですが、なかなか思い通りにならないこともあるでしょうし、むしろ酷くなっていくといったケースも無きにしも非ずです。

その場合は、皮膚科で診察を受け、治療という方法を選択するのが望ましいでしょう。肌荒れを「治す」となると、化粧品などの力では無理です。薬の力を借りると、スーッと赤みが引くこともあるみたいですよ。

もし、今の肌荒れの状態が気になるようであれば、一度お医者さんで診てもらうのが、精神的にも良いかもしれませんね。