一番乾燥しやすい季節

ふと思いました。肌が乾燥しやすい季節っていつなんだろう?と。同じようなことを、女性なら誰でも少しは考えたことがあるのではないでしょうか。いや、最近は男性でも考えるかもしれません。

「そんな当たり前のこと、考えることすらしたことがない!」と思った方もいらっしゃると思いますが、そうですよね・・・。

肌が乾燥しやすい季節といえば、真っ先に「冬」が思い浮かびます。なぜなら、湿度が低いからです。

でも、果たしてそれは正しいのでしょうか?単なる固定観念なのかもしれないので、今一度一緒に考えてみましょう。

一年を通して “ 空気 ” が乾燥しやすい季節

 まずは、空気が乾燥しやすい季節、すなわち湿度が低くなる季節を確認してみましょう。

東京の場合

気象庁のサイトで2015年の平均湿度データを参照してみたところ、以下のように分かりました。

 【2015年】

  • 最低: 1月(52%)
  • 最高: 7月(80%)

念のため、2014年のも同様に参照してみました。

 【2014年】

  • 最低: 1月(45%)
  • 最高: 6月(75%)

もちろん年によってバラツキはあるかもしれませんが、だいたいイメージどおりですね。新年になった頃が最も低湿度で、梅雨の季節が高湿度となる感じです。

大阪の場合

じゃあ西に行って、大阪府大阪市の場合はどうでしょうか。

 【2015年】

  • 最低: 5月(59%)
  • 最高: 7月(75%)

2014年のも同様に参照してみました。

 【2014年】

  • 最低: 4月(55%)
  • 最高: 8月(74%)

おや、東京と同じ本州なのに、少し時期がずれる結果となりました。あくまで以上のデータでは、最低湿度となるのは冬ではなく春なのですね。それに、東京よりも乾燥がややマシです。

鹿児島の場合

九州の鹿児島県鹿児島市のデータも見てみましょう。

 【2015年】

  • 最低: 2月(64%)
  • 最高: 6月(89%)

2014年のも同様に参照してみました。

 【2014年】

  • 最低: 1月(65%)
  • 最高: 8月(81%)

東京同様に冬に最低湿度です。全体的に湿度が高いですね。梅雨の時期などは大変そうです。

沖縄(那覇)の場合

沖縄(那覇)だと事情がかなり違うかもしれませんので、前掲と同様に調べてみました。

 【2015年】

  • 最低: 1月(61%)
  • 最高: 7月(83%)

2014年のも同様に参照してみました。

 【2014年】

  • 最低: 1月(61%)
  • 最高: 6月(85%)

鹿児島同様、全体として湿度は高めですね。でも、意外にフツーな感じでした。那覇よりもっと南に行くと変わるかもしれませんが。

北海道(根室)の場合

今度は寒い地方で見てみましょう。北海道の根室のデータです。

 【2015年】

  • 最低: 10月(69%)
  • 最高: 7、8月(88%)

2014年のも同様に参照してみました。

 【2014年】

  • 最低: 12月(67%)
  • 最高: 7月(93%)

もっとカラッとしているかと思いきや、湿度は高めなのですね。これには正直驚いています。低湿度の月は、東京よりはやや早くやって来る(いや、年として見るなら「遅い」と言うべき?)なのですが、高湿度の月は似たような時期ですね。

青森の場合

最後は、本州に戻って青森県は青森市。本州の最北端です。

 【2015年】

  • 最低: 4月(66%)
  • 最高: 1月(82%)

2014年のも同様に参照してみました。

 【2014年】

  • 最低: 4月(55%)※
  • 最高: 6月(85%)

なんだかよく分からない感じです。私は気象に詳しいわけではないので、そうとしか言えません。とにかく、意外にもイレギュラーな数値を叩き出している印象です。

ただ、気象庁のデータを見て言えることは、一年を通して全体的に湿度が高いということです。

※ さらに、2014年5月の55%は、1994年4月の59%以降初めての50%台だと分かりました。

日本では冬前後が低湿度だが・・・

最初、私は何が言いたかったのかというと、「日本でも地域によってバラツキがあるのではないか?」ということです。「冬=乾燥する」というのは東京などの地域だけで言えるだけで、そうでないところもあるのではないか?と思ったのです。

結果は、日本全体として見たとき、冬というよりは冬「前後」が最も乾燥しやすいというものでした。今回のデータ上では、東京は冬でしたが大阪は春です。

再度、最低湿度のデータをまとめておきたいと思います。

  (地名: 2015年、2014年)

  • 東京:  1月 52%、 1月 45%
  • 大阪:  5月 59% 、4月 55%
  • 鹿児島: 2月 64%、 1月 65%
  • 那覇:  1月 61% 、1月 61%
  • 根室: 10月 69% 、12月 67%
  • 青森:  4月 66% 、4月 55%

この最低湿度のうち、東京の45%が一番低く根室の69%が一番高いという結果になりました。数値的には東京は厳しいです。

今回参考にしたのは気象庁のサイトにある2015年と2014年の月ごとの平均湿度データです。もっと長いスパンでデータを抽出したら、新たな発見があったかもしれません。また、時代によっても変わるかもしれません。

肌が乾燥しやすいのは東京中心?

そして、単純に考えれば、肌は湿度が低いほど乾燥しやすいということです。(いろいろな説がありますが)肌に最適な湿度は60~65%というふうに言われており、これを下回ると乾燥肌の度合いが増します。

・・・となると、先述のデータだと、東京の場合は40~50%台というわけでして、こりゃ肌にはドライです。もっとほかに乾燥している地域があると思いきや、先ほどの6地域のデータのうちでは、東京が乾燥肌と縁のある地域というわけですね。

ところが、肌を乾燥させる要因は気候に限らない

「肌が乾燥しやすい場合」というと、どうしても気候要因ばかり考えがちです。しかし、実際は気候のせいばかりとは限りません

すでに体感済みだという方もいらっしゃると思いますが、たとえ夏場であっても、肌が乾燥することはいくらでもあります。逆に、冬にもかかわらず、あまり乾燥肌が気にならないという方も中にはいらっしゃるでしょう。

では、肌を乾燥させてしまう要因は、ほかに何があるのでしょうか?

思いつくものを挙げてみると、以下のような感じですね。

  • エアコンによる乾燥
  • 強い日差しによる乾燥
  • 洗顔の失敗による乾燥

とりあえずこの3つについて、少し説明していこうと思います。

エアコンによる乾燥

夏や冬に活躍するエアコン。意外にあなどることはできません。東京で考えた場合、夏は除湿機能が、冬は暖房機能が乾燥の大きな要因となりましょう

快適湿度は50%くらいとの声がありますが、湿度機能によりそのくらいの湿度にしている人もいらっしゃることでしょう。しかし、肌にとっては、それよりやや高めの60~65%が良いので、快適湿度ではやや乾燥肌気味になることがあります。

また、除湿のしすぎで50%を下回ってしまうと、「ちょっと乾燥しすぎじゃない?」といえるでしょう。

冬の暖房の場合も、空気は乾燥します。それは、飽和水蒸気量(大気中に入ることのできる水蒸気の量)が大きくなることが関係しています。まあ、細かいことは知らなくてOKです。東京の場合なら、どのみち冬というのは乾燥しているものですから。

暖房と乾燥肌について詳しくは、記事「暖房で肌が乾燥するときにすぐやりたい対策はこれ!」をご覧くださいませ。

強い日差しによる乾燥

強い日差しを浴びる続けると、当然肌は熱されて炎症しますし、体からも水分が抜けていってしまいます。その最たる例こそ、体と肌の日射病です。日差しの強い夏は要注意ですね。

保湿ケアやダメージケアはもちろんですが、体内からの水分補給も忘れてはなりませんね。

洗顔の失敗による乾燥

ゴシゴシと強く洗ってしまったり、何度も洗ってしまったりすると、肌を守っている皮脂膜が剥がれ落ちて乾燥肌を招いてしまいますね。

若いうちならともかく、エイジング世代の場合は大きな損失となります。元々乾燥しやすくゆらぎやすい肌となっているわけですから、乾燥してしまったらすぐにうるおいを与えて閉じ込めてあげるのが無難ですね。

・・・というように、肌を乾燥させてしまう要因は1つに限りません。もっと挙げようとすれば出てくるかもしれませんが、とりあえず今回の主旨は「肌が乾燥しやすい季節はいつ?」ということでしたので、この辺で筆を置きたいと思います。

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