肩こりで肌荒れ!?

何だか頭が痛い。目の上が重い。体がすごい疲れた感じがして、腕が上がりにくい。腰も重い。・・・このような自覚があったら、一度肩こりを疑ってみると良いでしょう。

肩こりは知らないうちに進行していて、痛みなどを気付いたときにはかなり深刻な状況になっていることが多いそうです。

今回は、そんな肩こりと肌の関係についてみていきましょう。肩がこっていると肌も荒れやすいとよく聞きますが、それが本当なのかどうか、今回の記事で考えていきましょう!

肩こりとは何ぞや?どうなってるの?

「肩こりに気を付けましょう」「あなたは肩こり肩こり肩こり肩こり肩こり・・・」と、いろいろなところでしつこく耳にしたり目にしたりするかと思います。

私も、肩こりを自覚していようがしていまいが、エステや美容院でとにかく決まり文句のように「肩こってますね」と言われてきました(笑) 思えば、たしかに肩がガチガチで、揉んでもらうとスーッと軽くなりました。

私と同じような経験をされた方は少なくないと思いますが、肩こりというものが一体何なのか、またどういった状態になっているものなのか、その正体を知らない方は案外多いのではないでしょうか。

肩こりの正体

肩こりは、僧帽筋(そうぼうきん)のあたりで起こり、いわば「張った感じがする」「かたい」「重くて不快な感じがする」といった症状のことを指すと言われています。

つまり、こうだという決定的な症状と認知されてはいおらず、人それぞれの自覚症状をもって「肩こりだ」と判断しているにすぎない、ということになります。

ただ、それに至るまでの経緯として、僧帽筋やその周辺の筋肉が緊張して血液などの循環に不調を来す、といったことがあるようです。だから、美容院などではよく、「肩こり=血行が悪くて筋肉がかたまっている症状です」と言われるのですね。

以下、「肩こり=血行が悪くて筋肉がかたまっている症状」という前提のもと、お話を進めていきます。

肩こりの原因

肩こりが生じるのは、筋肉の緊張や血行不良を来す何かがあるためでしょう。一般的には、以下のものが肩こりの原因と言われています。

  • 同じ姿勢の持続
  • 冷え
  • カバンなどの圧迫
  • 悪い姿勢の癖
  • 疲れやストレス
  • 運動不足
  • 体質
  • 他の病気

これらの何かの因子が引き金となり、乳酸が溜まって筋肉の緊張や血行不良が生じます。血行不良となると老廃物がうまく排出されずに溜まりやすく…。また、痛みを感じる物質も発生して、それが刺激となってさらに筋肉疲労…。またもや乳酸が溜まって、同じことの繰り返し…。

あらゆる説をまとめると上記のようになります。さらに、2017年4月19日現在、Wikipediaにはこんなことも書いてありました。

筋肉を包む筋膜に出来る皺(しわ)が原因となる場合もあることが、最近分かってきた。

引用元:Wikipedia

これはテレビなどでも取り上げられている割と新しい説です。「これこそが肩こりの最たる原因だ」と唱えている医師もいるようです。

肩こりと肌

では本題です。「肩こりが生じると、肌の老化が促進されたり肌荒れになったりする」といった話は、エステで耳が腐るほど聞かされました。でも実際はどうなのでしょうか?

先ほど挙げた肩こり原因をもとにして考えてみましょう。

血行不良が肌荒れを引き起こすか

「肩こりが生じる=血行不良となる(なっている) 」とするならば、その影響が肌に及ぶ可能性は十分にあると私は考えます。まあ、人間の体なんて摩訶不思議なので一概には言えないと思いますが。

なにより、肩こりが生じるような悪い姿勢をしていたり冷えを招いていたりすれば、おのずと体中の血行は悪くなるでしょう。そのせいで、必要な栄養分が十分に肌まで行き渡らず、元気のない肌になり、免疫が低下して荒れやすくなるとも考えられますね。

肩こりとの直接的関係は「?」か

ただその話は、これまで肩こりの原因として有力であった悪い姿勢や冷えなどが要因となっているにすぎず、肩こりという ” 症状そのもの ” を持っているから肌荒れが生じると断言するには、まだ根拠に乏しいような気もします。

そう、肩こりの原因は特定できず、また最近では ” 筋膜に出来るしわ ” が原因とされる説も有力なわけですからね。

エステや美容院でよく言われる「肩こりがあると肌が荒れる」というのは、半分スルーして半分信じるのが良いかもしれませんね。もっとも、悪い姿勢やストレスなどを指摘されたら、やはりそれは改善に努めるべきとは思いますが。

肌荒れの原因もさまざま

逆の視点で考えると、肌荒れこそ、さまざまなことが原因となっています。

  • 紫外線や赤外線(日光)
  • 誤ったスキンケア
  • 疲れやストレス
  • ホルモンバランス
  • 怪我、圧迫
  • 病気、アレルギー
  • 体質

今回の肩こりの場合は、” 圧迫 ”  ” 病気 ”  ” 体質 ” といったところが近いのかもしれませんが、肌荒れの原因はほかにもあるわけなので、なるべく幅広い視点で考えていきたいものですね。

肩こりだけに注目してはいけない!

肩こりばかりに注目してきましたが、もちろん、首こりや顔こりというのもあります。肩こりが生じる僧帽筋は、首にまで及んでいます。つまり、肩こりというのは首こりと共に起こりやすい症状といえます。

また、体というのは一箇所が不調を来すと、連動してあちらこちらにも不調が生じやすくなるものです。それが顔こりであったり頭こりであったり、逆に脚や腰の痛みとなったりすることもあるでしょう。内臓の病気につながることもあるかもしれません。

肩こりを治すときは、肩の周辺だけを集中的に改善するのではなく、体全体からアプローチしていくことが必要だと一般的には言われています。姿勢の改善をはじめ、運動、生活改善などを行って、バランス良く改善していくわけですね。

私は、元々体がかたくなりやすいのか、本当によく「こってますね」と言われます。肩のみならず、首も顔も頭も背中も全部こっていることが多いです(笑) こういう執筆作業のせいでしょうか?必ずといっていいほど体がガチガチになります(^^;)

そのため、肩こりの自覚があろうがなかろうが、体のめぐりを悪くしてしまうことにメリットはないので、きちんと適度な運動をしようと心がけている毎日です。

  今 “自覚” と書きましたが、体の不調は、自覚がないときから始まっていることが多いみたいです。自覚する頃にはだいぶ進行し、例えば肩こりなら、すでに慢性レベルまで達していることもあるようですよ!

気になるときは、マッサージ屋ではなく病院へ

” 肩こり ” は、きちんとした病名ではなく、あくまで症候名とされています。

そのため、病名を用いてしっかり判断を下す西洋医学では、そこに肩こりという名称が入る余地はなく、これがいわば、「西洋人は肩こりにならない」と言われてしまっている所以だそうです(もっとも、西洋人も肩こりになります)

よって、病院ではきちんとした病名は付かないかもしれません。だから「病院へ行ってもまともに相手してくれないだろう」という気がしてしまいます。

しかし、肩こりを自覚するレベルであれば、何かしらの不調が起きていることに間違いはないでしょう。原因を推定してもらってきちんとした医学的アドバイスを受けるには、病院受診をするのが安心です。

何科にかかれば良いのかが気になりますが、とりあえずは整形外科で良いと思います。もし万一他の病気が疑われた場合は、適切な病院や診療科の協力を仰いだり紹介してもらったりすることになろうかと思います。

「マッサージ屋(またはエステなど)で揉んでもらうのは?」と思った方も多いと思いますが、それは一時的にリラックスするだけで、根本的な解決にはなりません。また、万一何かの病気が引き金となっているのであれば、むしろ揉まないほうが良いこともあるでしょう。

「病院なんて大袈裟だわ」と思っても、かかれば精神的に安心です。何か解決法が見つかればしめたものですし、何もなかったとしても「ああ良かった」で済みますから。

以上、肌のお話はほんの少しとなってしまいましたが、肩こりと肌についてでした!