期限

化粧品を使っていると、「これっていつまで使えるのだろう?」と思ったことはありませんか?肌に塗るものですから、もし品質が落ちたりしたら肌が荒れてしまうのではないかと不安になりますよね。

先に結論から申しますと、化粧品に「賞味期限」というものは存在しません!

今回の記事では、その理由を述べた後、化粧品の使用の期限にまつわるお話を進めていきたいと思います。化粧品を大量に買ってしまった場合や、内容量がやけに多い場合などに是非参考になさってみてください。

賞味期限はない!その理由

「モノにはいつか終わりがあるはず」「賞味期限がないなんて、そんな虫のいい話があるの?」と思った方も多いと思います。

答えを言ってしまいますと、もちろん、“期限” というものはあります。でも、“賞味” 期限はないのです。

すでに気付かれた方もいらっしゃるかと思いますが、そう、化粧品は、基本的に肌に塗ったりつけたりするものであって、食べ物でも飲み物でもありませんから、賞味” すること自体が介入の余地のない行動となります。

そのため、化粧品の場合は、“賞味” 期限とはいわずに、“使用” 期限といいます(あるいは “消費” 期限という場合もあろうかと思います)。

なんだか揚げ足をとるような形になってしまいすみませんが、案外、そういった言葉尻まで気にして発言することは大切だと思います。言葉の微妙な違いに気付けるような細やかな意識が、美容の知識の蓄えや美的知性の差にもつながるでしょう。気を付ければ誰でも気を付けられるので、今日から是非意識なさってみてくださいね。

※ ただ、サプリメントなどにある “飲む” 化粧品の場合は、賞味期限というものがあってもおかしくないでしょう。ただ、そういうものを化粧品と呼ぶことは、一般的にはまずないですね。

きちんと定められている使用期限

さて、ここからが、多くの方が「知りたい」と思われていたことかなと思います。ずばり、化粧品の使用期限についてです。

「未開封」のものは3年以内

まず、使用期限の表示が義務となっている化粧品があります。対象の化粧品については、昭和55年の厚生省(現・厚生労働省)の通知にて定められました。


…製造又は輸入後適切な保存条件のもとで3年以内に性状 及び品質が変化するおそれのある化粧品
なお、製造又は輸入後適切な保存条件のもとで3年を超えて性状及び品質が安定な化粧品 は使用期限表示の対象から除外されている。

引用元:化粧品の使用期限に関する昭和55年10月 9 日厚生省通知

簡単にいうと、3年以内に使うべきものにはきちんと使用期限を表示すべきだが、3年を超える場合には表示しなくていいよということです。つまり、後者の場合は、最低でも3年は使えると捉えることができます。

そして大雑把にまとめると、化粧品の使用期限は「3年以内」と見ることができます。3年を超えても良いものもありますが、それでも、少なく見積もって3年としておくのが安心だと思いますね。

ただ、以上の話は、あくまで「適切な保存条件のもと」という前提があります。直射日光や高温多湿などの影響がある場合はもっと短くなる、と思っておくのが良いでしょう。

「開封済み」のものはなるべく早く

開封せずして好条件下での保存で3年以内なのですから、一度開けてしまえば品質は下り坂です。空気が混入したり手で触ったりするわけですから、その分雑菌が増えたり酸化したりしやすくなるわけです。

そのため、一度開けてしまったら、なるべく早く使い切るようにしたほうが良いですね。

とはいえ、効果的に使っていくには、一度に大量に使えば良いというわけではありません。やはりおすすめの分量を守りながら計画的に使っていくことが、正しい方法だと思います。

となると、(量にもよりますが)使い切るにはたいていは最低数ヶ月はかかります。が、数ヶ月~半年程度で使い切れるのであれば、特に問題はないといえます。

問題なのは、予想以上に使いきれないケースです。そういう場合は、1年を目途に区切りをつけるのが良いでしょう。それ以上使うと不衛生かもしれません。

アイテムや品質によっては、1年ではなく、半年程度にしておくのが良いかと思います。特に目の周りに使うアイテムの場合は気にしたほうが良いでしょう。目の周りの皮膚はとてもデリケートで影響が出やすいためです。

あまりケチケチせず、大らかに使っていきましょう。

時期を見計らって計画的に購入しよう

化粧品を買う際に気に入ったものがあったとき、思わず衝動買いをしてしまうことはありませんか。また、あれもこれもと色々試し、コスメジプシーに陥ったりしてはいませんか。

そうでないのであれば良いと思いますが、もし心当たりがあれば、化粧品の無計画な購入にはうんと気を付けましょう。お金が減る一方で、保管すべき化粧品の数がどんどん増えていってしまいます。

まあ、気に入らなくなった化粧品を再び使うことはあまりないかと思いますが、どれも同じくらい気に入ってしまってローテーションで浮気使用するとなると、使用期限がいつなのかを一個一個きちんと把握しておくべきかと思いますね。

もっとも、そういうジプシー状態では、計画性・安定性のあるスキンケアライフとはいえませんから、その辺についても一度考え直すことをおすすめしたくもあります(研究やレビューのために使っているのであれば話は別ですが)

新たな化粧品を買う際は、

  • 今本当に必要かどうか
  • どういうふうに使っていこうか
  • いつまでに使い切れそうか

といった点をよく考え、プラス、万一肌に合わなかった場合でも手放す勇気があるかどうかも自問自答してみることが大切かと思います。

素敵なスキンケアライフをお送りくださいね♪