油分の多い化粧品

ニキビにも色々なタイプがありますが、ここでは、主に赤い炎症ニキビに悩まされている方に向けてお話ししていきたいと思います。

赤い炎症ニキビとは、白ニキビが悪化した状態のものを指します。毛穴に皮脂や汚れがたまって塊となったものが白ニキビで、その脂分を求めてアクネ菌がやってくることで炎症が生じ、赤いニキビとなります。

つまり、脂分・油分というのは、アクネ菌にとっては絶好のエサ。そのため、ケアをするときも油分に気を付けて基礎化粧品を使わないと、ニキビ肌悪化の一途をたどってしまうことにもなりかねません。

基礎化粧品の油分とは

基礎化粧品とは洗顔や保湿ケアのための化粧品のことをいいますが、油分が多く含まれているものもあります。特に乳液、そして保湿クリームには多くの油分が含まれていることが多いです。

油分は、水分でしっかりうるおわせた肌を覆うためにあります。要はバリア効果ですね。水分が逃げないようにし、なおかつ外からの刺激から肌を守る役割があります。

そのため、乾燥肌や敏感肌の人にとっては、油分の多い乳液やクリームなどは必要不可欠ですし、健康的な肌の人であっても、乾燥の激しい季節には使ったほうが良いとされていますね。

ところが、よく赤いニキビで悩まされる人、すなわち、アクネ菌に襲われやすい人は、ちょっと気を付けたほうが良いかもしれません。なぜなら、化粧品の油分を狙って、アクネ菌がさらにやって来てしまうおそれがあるからです。

「ノンコメドジェニック」化粧品がおすすめ

ニキビといっても、乾燥性ニキビの初期段階や予防段階であれば、油分の多い化粧品でも問題なく使えたり効果があったりしますが、炎症ニキビという状態まで悪化しやすい人にとっては、

 「ノンコメドジェニック」

などと書かれた化粧品を使うのがおすすめです。

「ノンコメドジェニック」とは

読むときは、ノン|コメド|ジェニック という感じで把握すると読みやすく、意味も分かりやすいですね。「コメド無し用の」というような感じの意味です。

ノンコメドジェニック化粧品は、コメド(面ぽうや白ニキビ、炎症ニキビの元となる詰まり)ができにくくなるように処方されている化粧品で、ノンコメドジェニックテストという原料チェックをパスしてきているものです。

それを使ったからといって必ずしも「面ぽうやニキビができない」とは限りませんが、どんな化粧品を使ったらいいのか迷っているときは、ノンコメドジェニック化粧品を選んでおけばひとまず安心かもしれませんね。

ノンコメドジェニック化粧品の例

ノンコメドジェニック化粧品には、商品パッケージ、パンフレット、公式サイトのうちのどれかひとつ又はいくつかに、「ノンコメドジェニック処方」や「ノンコメドジェニックテスト済」といった記載があるはずです。

そのため、探すときはそういった言葉が書かれている化粧品を見つけることが大切です。

例えば、ニキビ対策用の薬用化粧品に 《ルナメア》 というものがあります。初めての方には、この一週間分のお手入れキットが良いと思います。公式サイトを見ると、一つひとつのアイテムに「ノンコメドジェニックテスト済」との記載があります。

実際に使ってみると、よくある保湿化粧品のようなしっとり感はありません。化粧水にはノーマルタイプとしっとりタイプがありますが、後者であっても割とさっぱりしています。クリームは無く、代わりにジェルがあります。これもけっこうさっぱりした使い心地です。

乾燥肌の人にとってどこまで乾燥対策となるかは分かりませんが、ニキビ予防を講じたい方は一度検討してみると良いかもしれませんね。

>>《ルナメア》の公式サイト

※ 今回の記事ではノンコメドジェニックに着目しましたが、中には、しっとり系でバリア感のある保湿化粧品が肌に合うといった、乾燥肌由来のニキビに悩まされている方も多いものです。もちろんニキビ治療が最優先ですが、治ってからの予防としてのケアは多様です。お時間があれば、ぜひ記事「肌の乾燥がニキビを招く原因は?対策は?これ常識!」もご覧になってみてくださいね。

炎症ニキビは疾患ということを忘れないで

ニキビは、単に肌のトラブルで済ますことができません。ニキビは「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という名の皮膚疾患です。一般的にはニキビと呼ぶことが多いですが、大人の場合は吹き出物といったりもします。

特に赤ニキビは要注意で、そのレベルになるとなかなか治りが良くなかったり、下手に治すと痕が残ってしまったりします。炎症している状態ですから痛くもあり、悪化すれば化膿して黄色ニキビになってしまうこともあります

ニキビは予防することがまず大切ですが、できてしまった場合は自己流で治そうとせず、とりあえずそっとしておいて様子を見、それでも気になるときに皮膚科で診てもらうのが安心かと思います。

炎症ニキビは疾患である、ということをしっかり心に刻んで、無理なく、真摯な気持ちで向き合って治療していくことが大切ではないでしょうか。

皮膚科にかかった場合は、医師の指示どおりにケアを遂行します。化粧品等についても、使用の可否の確認をとったほうが良いですね。問題がなかったときや治癒した後、そこではじめて化粧品を使うようにして予防に努めていきましょう。

これだけは禁止

「禁止」とありますが、別に法律などに定められているわけではないです(笑) ただ、私が思うところによると、以下の行為は炎症ニキビにはタブーとなる行為です。気を付けましょう!

  • × 意識的に触る
  • × 潰す・潰そうとする
  • × 掻く・こする
  • × メイクで無暗に塗りつぶす

これらの行為は、その炎症ニキビを悪化させてしまいかねません。「全く触れずに生活する」というのは難しいですが、なるべく刺激を与えないようにすることが大切ですね。

ただ、以下の点は逆に必要なことと思います。

  • ○ 生活エリアをクリーンな状態にしておく
  • ○ ストレスを溜め込まないようにする
  • ○ しっかりバランス良く栄養を摂る
  • ○ クレンジング・洗顔は丁寧にやり、肌の清浄を保つ

つまり、肌をキレイにしたり内側から強くしたりしてあげましょう!ということです。ニキビができると気を病んでしまいがちですが、ある程度割り切り、前向きにケアをしていくようにしたいものですね。

日本人の9割以上にニキビ経験がある、と言われています。あなた一人だけではなく、テレビや雑誌に出ているモデルさんであっても悩みのつきないものであるはずです。気を落とさないように、ポジティブにいきましょう!