こんな成分だったの?

化粧品のパッケージや容器には成分表示がありますし、あらゆる販売サイトでも、どんな特徴的な成分が入っているかが大っぴらに書かれていたりします。

そこで今回は、私がこれまでに目にしてきた主な成分の中から、「実はコレのことを指していた!」「コレが由来だった!」という例を挙げていきたいと思います。

もしかしたら「知ってるよ」「別にびっくりしないけど」と思う方もいらっしゃると思いますが、是非コーヒーブレイクに気楽にご覧いただければと思います♪

 ※ 以下は学術的な表ではありません。

 ※ 表が崩れている場合は下記をクリックして表示し直してください。
 ⇒ https://hadakyuden.net/seibun-801.html

目にする成分名 別名、由来となるものなど
アルコール エタノール(エチルアルコール)
アルブチン コケモモ(苔桃)由来、ハイドロキノンβ-D-グルコシド
イオウ 石油由来
エストラジオール 合成エストロゲン(合成女性ホルモン)
塩化ナトリウム
カプサイシン トウガラシ(唐辛子)由来
カンフル クスノキ(楠)由来、樟脳
グリチルリチン酸2K
(グリチルリチン酸ジカリウム)
カンゾウ(甘草)由来
コウジ酸 麹菌(味噌・醤油などに含まれる)由来
鉱物油 ミネラルオイル(流動パラフィン)
酸化防止剤 ビタミンE(トコフェロール)、ビタミンE誘導体など
ジメチコン シリコーンオイルの一
ジンゲロール、ジンゲロン ショウガ(生姜)由来
スクワラン、スクワレン サメ・植物由来
スクロース 砂糖
スーパービタミンE トコトリエノール
セラミド 細胞間脂質の一
炭酸カルシウム 貝殻・鶏卵・石灰石等由来
炭酸水素ナトリウム 重曹
ニコチン酸、ニコチン酸アミド ビタミンB3(ナイアシン)
パラオキシ安息香酸エステル パラベン
ビーズワックス ミツロウ
ビタミンA レチノール
ビタミンB1 チアミン
ビタミンB2 リボフラビン
ビタミンB3 ナイアシン(ニコチン酸、ニコチン酸アミド) 
ビタミンB5 パントテン酸
ビタミンB6 ピリドキシン
ビタミンB12 コバラミン
ビタミンC アスコルビン酸
ビタミンC誘導体

アスコルビルエチル、アスコルビン酸グルコシド、

ステアリン酸アスコビル、テトラヘキシルデカン酸アスコビル など

ビタミンD カルシフェノール
ビタミンE トコフェロール
ビタミンE誘導体 酢酸トコフェロール、DL-α-トコフェロール など
ビタミンF リノール酸、アラキドン酸、リノレン酸
ビタミンK1 フィロキノン、フィトナジオン
ビタミンK2 メナキノン
プロビタミンA β-カロテン(β-カロチン)
ベルガプテン ベルガモット・レモン等の柑橘類由来
マグノリグナン ホウノキ(朴の木)由来
ミツロウ ミツバチの巣由来
ミネラルオイル 鉱物油(流動パラフィン)
メントール ハッカ(薄荷)由来
流動パラフィン 鉱物油(ミネラルオイル)
ヤシ油 ココナッツオイル
リノール酸S ベニバナ(紅花)由来
ワセリン 石油由来

あらゆる化粧品や販売サイトを見ていると、同じ成分であっても書き方がさまざまです。化学用語は略語なども多く、積極的に略して書いてある場合もけっこうありますよね。

たまに気になるのが、世間で忌み嫌われている成分が別名として配合されている場合です。「実は安全だ」というものであれば良いのですが、そうであっても、メーカーのちゃっかり・こっそり感がひしひしと伝わってくることがあります。

例えば、「鉱物油」。これは今では安全性が高くなっていますが、あまり良くない成分として世間に知れ渡っています。でも「ミネラルオイル」と書かれると、「ミネラルウォーター」みたいに何だか良いイメージになりますよね。「流動パラフィン」と書かれたら、もはや「鉱物油」と気付く人は激減するでしょう。

逆に、カタカナ名だと怪しい化学物質のように見えても、正体が分かれば急に親しみやすくなったりします。抗炎症成分でよく配合されている「グリチルリチン酸2K」は、甘草という生薬に由来する成分です。そう、実は天然成分だというわけです。

ただ、天然成分だからといって全てが安全性の高いものだとは限りませんし、合成だからといって全て危険であるはずがありません。基本的に、化粧品等に配合されているものは安全性の高いものばかりですが、人によっては、アレルギー反応を起こしたり刺激になったりすることが、どんな成分に関しても起こりうるでしょう。

成分表示を見て、ある程度「どんな化粧品か」を知ることが可能です。しかし、配合量・割合、相性までは詳細に分かりません。成分名だけ読んで頭ごなしに判断せずに、試せそうなら試して判断するのが理想だと思いますね。