スキンケアが面倒

女性はもちろんのこと、男性であっても、保湿の基本的なスキンケアは、末永い健康肌を維持するためにも欠かせない作業です。

美容雑誌等を読んでみても、「スキンケアを欠かすな!」みたいなことが書いてあり、美容ブロガーたちのブログを読めば、まるで美容の完璧者にすら見えてきますよね。

そこで奮発して、「自分も頑張らなきゃ!」と思う人は大勢いると思います。美意識を高め、少しは良い化粧品を選び、毎日頑張るようになります。

ところが、「あぁめんどくせぇ」と感じる日が、ある程度のスパンで必ずやってきます。ヤル気に満ちた日もあれば、そうでない日もあるわけです。特に、美容以外のことで大切なタスクがあったり悩み事があったりすると、余計にそうなりますね。

でも私が思うに、そんなときは、思いっきり手を抜いてしまえば良いと思います。

我慢という、良くない美徳

特に日本ではよく言われることですが、「我慢」することが美徳だとされている風潮があります。

分かりやすい例で言えば、最近多い、ブラックな働き方。我慢に我慢を重ねていくうちに、心が麻痺し、逃げることを忘れ、知らず知らずのうちに心が病んでしまう。そんなことが、日本の各地で起きています。

また、小中学校等でのいじめもそうです。「逃げるのはいけない」と誰が教えたのか、本人は勇気を出して学校を休めない。休むなと誰も言っていなくても、元々「我慢=美徳」という風潮や観念が、日本のそこら中に蔓延しているのでしょうね。

以上は極端な例かもしれませんが、あながち、美容においても当てはまらないことはないような気がします。

我慢はストレス!かえって荒れる

我慢することは、ある程度は必要だと思います。でも、本当に面倒だなあと感じるとき、スキンケアはサボってしまって良いと思います。

我慢するということは、ストレスを作り出すということです。ある程度のストレスは必要悪ですが、ご存知のとおり、ストレスが積み重なると、健康を害し、その影響は肌にも表れるようになります。

ストレスを感じると、交感神経が活発になる時間が多くなり、腫れぼったくなったり、ニキビを誘発したりします。また、コルチゾールというホルモンが副腎皮質から多く分泌され、肌の抵抗力が落ちたり荒れやすくなったりします

せっかく綺麗になろうとスキンケアをしていても、我慢に我慢を重ねてしまうと、かえって肌が荒れるわけです。なので、スキンケアにも休日を作ってみても良い気がします。

「こんなに頑張ってるのに、なぜ私の肌は良くならないの?」という方の場合、一度、その “使命感” や “義務感” がストレスを生んでしまっていないか、自問自答してみると良いかと思います。

「手を抜く」ときのストレスにも注意

我慢をやめる、つまりスキンケアの手を抜く。そんなとき、きっと多くの方が「自分って弱い。こんなんでいいのか。逃げではないか」と思ってしまう可能性もあります。

それはそれで、またストレスになってしまうでしょう。こうなると、何をしてもストレスを感じてしまうわけですが、それでもやはり、肌には良くない影響が及びますよね。

となると、地道に意識改革をしていく必要が出てきます

「手を抜くのも作戦の一」という意識改革

「三つ子の魂 百まで」ということわざがあるように、幼い頃あるいは若い頃の性格というものは、死ぬまで心の根底で生き続けるようです。でも、大人になれば、知恵や知識で、ある程度意識を捻じ曲げることが可能だと私は考えています。

「我慢は美徳」という観念を持ち、無意識レベルでそれに従って生きてきて、今の自分がある。・・・そんな人は、私を含め、非常に多いと思います。

しかしここで、「手を抜くのも作戦の一」と思おうとする(意識改革を行う)と、「我慢は悪徳」という観念まではいかずとも、「我慢は美徳」だという観念が封印されて「手を抜くのも作戦の一」というのが当たり前になるような気がします。

こういった改革は、歳を重ねるごとに叶いづらくなると思いますので、できれば今日から始めて、地道に改革していくように心がけていきましょう。

面倒と感じるときのスキンケア法

上では、「我慢をやめて手を抜こう」ということをお伝えしましたが、物事は、シロ・クロ つけられるときばかりだとは限りません。

つまり、「スキンケアを する・しない」という究極の選択だけでなく、その中間部分があるというわけです。ここからは、その中間部分についてお伝えします。いわば、面倒と感じるときのスキンケア法です。

「お湯だけ洗顔」をする

一日の終わりに、クレンジング料と洗顔料を使って汚れをオフするかと思いますが、それが意外に面倒で仕方がありませんよね。

ならば、いっそのこと、お湯だけで洗顔をしてみるともアリではないでしょうか。朝なんかは、エアコンのきいた部屋での睡眠を経て、肌がやや乾燥していることでしょう。そのため、洗顔料の使用を控えたほうが良い場合も往々にしてあります。

お湯だけの洗顔について詳しくは、別の記事「「お湯だけ洗顔」は肌に優しいが、効果は信用なるか?」をご覧いただければと思います。

ただ、肌質や状況によっては、お湯だけでは不十分であるというデメリットも存在します。できれば、メイクは、しないか簡単に落とせるものにしましょう。油性のメイクをした日は、必ずクレンジング料によるオフが必須となります。

つまりは、スキンケアが面倒だと感じるときは、その日のメイクまで手を抜きましょうということになるわけですね。可能な範囲でやってみると良いかと思います。どうしてもメイクが必要なら、W洗顔不要のクレンジング料で落とす、という方法もおすすめです。

W洗顔不要のクレンジング料の例
>> リ・ダーマラボ

「オールインワン化粧品」を使う

保湿するとき、化粧水 ⇒ 美容液 ⇒ 乳液・クリーム といった手順で丁寧にケアをしている方は多かろうと思います。やはり、そのように一個ずつ丁寧にやるのが理想ではありますね。

しかし、それを毎朝晩続けるとなると、けっこうしんどいです。美意識が高い人でも、おそらく「めんどくさい」と感じる日があるはずです。でも、人前ではそんなことは絶対に言わないでしょう。

そこで、保湿ケアを簡単なものにするためには、ずばりオールインワンタイプの化粧品を使うのがおすすめです。

きっと多くの方が、オールインワンタイプの存在を知っていると思いますが、美意識が高く真面目な人ほど、そういったものを避けたりします。なぜなら、「一発で完了できるなんて虫のいい話はない」「効果がない」と考えるでしょうから。

たしかに、オールインワンタイプだと手抜き感は否めません。安っぽい商品もあります。でも、時短ケアにはもってこいですし、肌に合う場合があります。それは、やってみないと分からないことです。

なお、オールインワンタイプは、私の経験上、ジェル状であることが多い印象ですね。そういったものが苦手ではない限りは、是非検討してみると良いかと思います。塗った瞬間はベタッとするかもしれませんが、保湿成分が吸収されてちょうど良くなったりします。

オールインワン化粧品の例
>> ピュアメイジング

「化粧水だけ」という方法は?

人によっては、化粧水だけで済む人もいるかもしれません。特に若い方だと、肌のバリア機能が正常に働き、クリームまで塗る必要性は比較的低いような気がします。肌はあるがままにしておくのが理想なので、可能なら、クリーム等を塗らないで済むならそれが良いでしょう。

一方、エイジング世代になってくると、化粧水だけでOKという人は少なくなってきます。せっかく塗っても、その後、水分が蒸発していってしまいやすいのです。だから乳液やクリーム等を塗るわけです。

まずは気軽に実験をしてみましょう。本当に化粧水だけでOKかどうか。

もしOKであれば、それを続けてみると、毎日のケアが気楽です。もしNGであれば、上でお伝えしたオールインワンタイプにしてみると良いかと思います。

あまり難しく考えずにやっていこう

以上、スキンケアが面倒だと感じるときの対策についてお伝えしていきました。

基本的に、あまり難しく考える必要はないと思います。真面目な方は、難しく考えすぎてしまいます。美意識が高い方も、妥協を許そうとしません。

でも、我慢に我慢を重ねてストレスが溜まってしまっては、本末転倒です。それに、手を抜くことによって、新たな境地が拓ける場合もあります

「気楽にケアをした結果、もし、肌が傷んだら・・・」と考えると億劫になりますが、その悲観も肌には良くありません。男性の場合、「ハゲを気にすると余計にハゲる」といったいわれ(?)がありますが、肌についても同じですね。

あまり難しく考えず、日々実験だと思って、スキンケアライフをストレスなく楽しんでいきましょう!