梅雨

じめじめした梅雨には、冬や春のときとはまた違った肌荒れに悩まされる人も少なくありません。

でも、梅雨といえば、一年で最も湿気の強い季節。「肌にはうるおいが大事!」と言われているのに、なぜ、湿度の高い梅雨に、肌トラブルが起きてしまうのでしょうか。

今回は、梅雨に現れる肌荒れの主な原因と、この時期にやっておくと良い対策についてお伝えします。しっかりケアして、大きな気持ちで夏を乗り越えましょう!

原因

梅雨のときの肌荒れは、冬や春に起こりうる「乾燥」が原因となって起こっているとは、まず考えにくいです。主な原因は、別にあります。しかし実は乾燥も見逃せません。とりあえず、順を追って説明していきましょう。

雑菌の増殖

梅雨には、いろいろなものにカビが生えやすくなります。さらに、洗濯物もなかなか乾かず、何やら変なニオイまでしますね。私の小学時代には、牛乳を拭いた雑巾が、とてつもない悪臭を放っていたことがあります。

・・・と、いきなり汚いお話をしてすみません。何が言いたいのかというと、梅雨には、空気中に水分が多い分乾燥しにくく、それにより衛生環境が悪くなるということです。

雨の日が多く、窓を開けても湿った風が入りますし、雨水で床が濡れてしまうがために開けない人も多いでしょう。乾きが悪ければ、いたるところに雑菌がわきます。日光も注ぎにくく、なおのこと乾きづらく、殺菌もしにくいものです。

肌も似たような環境に陥ることがあります。

肌では、常に汗や皮脂が分泌されていますが、なかなか乾かず、ベタついたりします。毛穴も塞がりやすくなります。雑菌が増え、微炎症を起こしたり、赤いニキビができやすくなったりもします

梅雨には、気温も上昇していきます。高気温・高湿度の下では、居住環境のみならず、肌の環境もすこぶる悪くなりがちです。梅雨の肌荒れでは、まず肌が不衛生になっていないかどうか、確認してみると良いでしょう。

冬~春のツケ

冬から春にかけては、空気乾燥や気候変動によって、肌がゆらぎやすい時期と言われています。そのため、その時期には、スキンケアを一生懸命にやる人が多いでしょう。

ところが、春になって気を緩ませてしまう人もいるでしょう。なのに紫外線は、記事「冬から春にかけての日焼け対策もサボることはできないぞ!」に書いたように、3月頃にうなぎ登りです。

ケアが行き届いていなかったり、致し方のない体調変化によって肌がゆらいでしまっていると、紫外線が突き刺すことでダメージを大きく受けます。また、初夏にツケが回ってきたりもします。

とあるエステサロンでは、エステティシャンが「冬のケアが不十分だと結果が夏に現れ、夏のケアが不十分だと結果が冬に現れる」という悪循環の説明をしていたことがあります。この負のスパイラルに陥ったら、根気強いケアを年単位で継続することが大切になってくるでしょう。

意外なる乾燥

先に述べたように、梅雨は高湿度。しかし意外にも、空気の乾燥の影響を受けることがあります。それは、湿気の強い東京や名古屋、大阪などの太平洋側に住んでいても、です。

どんなケースかというと、エアコンを稼働させた部屋に長らく居た場合です。

気温が高く、なおかつじと~っとした重々しい空気の夜は、なかなか熟睡できませんよね。汗も噴き出してきて、ベタベタして不快感マックスです。そこで、そうならないよう、エアコンを除湿モードでONにすることがあるでしょう。

その状態で一夜を過ごし、朝に起きると肌が乾燥しています。いったん外に出ればすぐにベタついても、肌の表面が潤った感じがするだけで、内部は乾燥してしまっています

実は、先ほどの冬~春のツケの場合もそうで、ゆらいだ肌のまま梅雨・夏を迎えると、表面的には潤っていて大丈夫な気がしますが、中のほうは水分不足になっていることがあります。

こういう肌の不調は、歳を重ねたり体調が不安定になってきたりすると招きやすくなるので、きめ細やかなスキンケアが必要となってくるのです。

対策

梅雨の肌荒れで最も大切なことは、「肌を清潔に保つ」「洗いすぎない」「保湿をしっかり行う」の3つです。

肌を清潔に保つ

何はともあれ、梅雨の時期の肌は不衛生になりがちです。そのため、夜のクレンジング・洗顔は当たり前に実行すべきですし、朝にも洗顔を行いたいところですね。

肌に付着した、汗の老廃物、皮脂、そしてメイク汚れ、雑菌・・・。こういったものは肌荒れ・ニキビの温床となってしまいますので、くれぐれもご注意ください。

また、汗や皮脂が気になるときは、こまめに拭くことも大切ですね。そしてなるべく、エアコンや除湿器で湿度を下げ、快適環境を保ちたいところです。冷えは血行不良も招き、体調不良や肌のくすみの原因にもなってしまうので、温度調節も気にするようにしましょう。

洗いすぎない

肌の清潔さを保つことは大切ですが、洗いすぎも良くありません。洗いすぎると、肌表面の皮脂膜が剥がれ落ちてしまい、無防備な状態になってしまうからです。

スポーツをした後などには仕方がないかもしれませんが、思い付いたたびに洗顔するのはなるべく避けましょう。

また、洗顔する際に、「少しでも汚れを多く落とそう!」とゴシゴシやったり、何度も繰り返し洗顔料を使うのも、あまり好ましいとは言えません。それもまた、皮脂膜が剥がれたり、肌に細かい傷が付いたりする原因となってしまいます。

それから、「どんな洗顔料を使ったら良いのか」と疑問に思う人もいるかと思います。まあ、日頃から使っている洗顔料が問題なく使えているなら、それで良いでしょう。もし、今後のニキビや皮脂が気になる場合は、ニキビ予防ができるのを使ってみても良いかもしれません。

保湿をしっかり行う

洗顔を行った後は、必ず保湿をしっかり行いましょう。梅雨・夏は、なかなか保湿したいという気分にならないかもしれませんが、冬のときに劣らないくらい、保湿はしっかりやっておきたいものです。

ところが、高保湿化粧品などを使うと、どうしてもベタつきが気になります。中には、濃厚なクリームにより不快感を感じたり、汗や皮脂の逃げ場が無くなって 逆に不浄な肌になってしまうこともあるでしょう。それだと、せっかくの保湿も台無しです。

でも保湿は重要です。欠かすことはできません。

じゃあどうすれば良いのかというと、割とさっぱりした化粧品を使ってみるのも手です。「乾燥肌がひどいから、高保湿化粧品を使い続けたい!」という人はそのままで良いかと思いますが、そうでなければ、気持ち良く使えるものに替えたほうがケアが楽しくなる気もします。

例えば、《ルナメア》という薬用化粧品がありますが、これの場合、保湿と並行し、ニキビ予防をすることもできます。肌乾燥による乾燥性ニキビの対策にも使えるので、使用感さえ気に入れば、冬場にも活用することができるでしょう。

>> 《ルナメア》公式サイト

保湿ケアは、洗顔直後が最適です。特に梅雨は、すぐに汗や皮脂がにじみ出てきますので、時間が経ってしまうと毛穴が塞がり、水分や保湿成分が浸透しづらくなってしまいます。

・・・結局、こうして梅雨のときの肌対策を考えてみると、やるべきことは、冬や春とさほど大きな違いはありません。強いて言えば、あとは紫外線対策をしっかりすることでしょう。

梅雨の時期といえど、晴れる日もあれば、曇っていても急に日が差してくることもあります。そもそも、6~7月の紫外線の量は、元々データとしても多いです。

クレンジング・洗顔、保湿、紫外線対策といった基本的なスキンケアを、無理なく続け、夏を安心して乗り越えていきましょう!夏のケアの充実は、その後の秋や冬の肌の安定にリンクしてくるのです。