運動会の日焼け対策

秋には、9月から10月くらいにかけて、日本各地の小中学校や自治区で運動会が催されます。

思い出しますねえ昔の運動会を!ラジオ体操、大縄跳び、玉入れ、大玉ころがし、綱引き、鼓笛、ダンス、リレー・・・。スズランテープで作ったポンポンを持って、ワッサワッサと盛り上げたこともあります(笑)

子供だった頃は、あんなに強い日差しの下でも、汗水垂らして元気良く参加・参戦したものです。しかしながら、大人になると、体力はさることながら、日焼けや肌荒れが大いに気になってしまいます

そこで今回は、子供や知り合いの運動会に参加・観戦する方のために、運動会向け日焼け対策と適した日焼け止めの選び方についてお伝えしていきたいと思います。是非参考になさってみてくださいね。

運動会シーズンの紫外線について

日焼け対策を講じるにあたって知っておきたいのは、運動会シーズンの紫外線についてです。

まず、紫外線とはご存知ですね?太陽から降り注ぐ、目に見えない短波長の電磁波です。地上に降り注ぐものには、UV-A波とUV-B波があり、前者はシワ・シミ・黒肌などの原因、後者は皮膚炎や皮膚癌の原因となりえます。

紫外線は一年を通して降り注ぎますが、地域・時期・天候などによっても、量は変化します。

初秋は「気が抜けない」

夏から秋にかけて紫外線量は減りますが、日本の東京の場合、9月であっても、8月同様に対策を講じるのが無難といえます。

UV-A波は一年を通して多量に降り注ぎますが、4~9月がピークと言われています。UV-B波は、A波に比べると、一年間の量のグラフの高低に大きな差があり、ピークは7~8月。9月になると一気に減り始めますが、まだまだ気が抜けない量が降り注ぎます。

つまり、8月や9月といった初秋に運動会が催される場合は、まだ夏に近い時期であればあるほど、しっかりと紫外線対策をしておいたほうが良いということです。

中秋は「若干和らぐ」

10月頃になると、紫外線の影響はだいぶ和らぎます。もちろん地域差などがあるので一概には言えないと思いますが、UV-A波はピーク時の6,7割の量まで減り、UV-B波はピーク時の3割程度まで激減します。

とはいえ、降り注いでいることには変わりはないので、全く対策をしないと日焼けしてしまいます。運動会となれば、汗ばむ場所で長時間紫外線にさらされることになりますから、日焼け対策は欠かせませんね。

紫外線が弱くなっても対策必須!しかし…

運動会が10月に催される場合は、もちろん日焼け対策は必要ですが、日焼け止め成分による肌への負担をなるべく軽くするため、夏のときよりは 効果の弱い日焼け止めを使うことがベターといえるでしょう。

どんな日焼け止めを使うかにもよりますが、日焼け止めの成分は、基本的に肌に良くはないです。特に、紫外線吸収剤が配合されたものだと、化学変化によって紫外線を無害なものに変えるので、刺激になることがあります。

そのため、できることなら、何も肌に乗せないのが一番です。しかしながら、紫外線の影響は肌の老化や肌荒れの大きな原因になりますから、きちんと防止する必要があります。

したがって、紫外線が弱くなってきても対策は必須です。が、思ったより効果の弱いものを使うようにするのが得策といえます。やたら強いものばかり使っても、逆効果になってしまうということです。

時間や温度、発汗のしやすさも気にしてみよう

適切に日焼け止めを使う上で、

  • どのくらいの時間、外にいるのか
  • 気温や室温は何度くらいになるのか
  • 競技に参加したらどのくらい汗をかくのか

といった点などを気にしてみると良いでしょう。

なぜかというと、時間、温度、発汗のしやすさなどによっても、選ぶべき日焼け止めアイテムが変わってくるからです。

長く外にいるほど、SPFは高いものを

紫外線にさらされる時間が長いほど、SPFの数値が高い日焼け止めを選ぶようにしてみましょう。

SPFとは、UV-B波を防ぐ時間的効果を表す指標です。容器などに書いてあるはずなので、購入時に確認してみましょう。SPFは、1だと25分の効果なので、SPF30だと、25×30=750分、すなわち12時間30分です。

・・・12時間30分も外にいますか?

いくら運動会とはいえ、そんな長くはいませんよね。そもそも日が暮れてしまいます。だから、SPF30であれば十分すぎる、むしろ高いくらいです。

また、UV-A波を防ぐ黒化防止効果の指標にPAというものがあり、これは+の記号で表されています。秋の運動会には+++が適していると思いますが、++でも間に合う人もいれば、++++でないと気が済まない人もいるかもしれませんね。

 ※ なお、お子さまに使う場合は、子供用の日焼け止めを使うようにしましょう。強力な日焼け止めは子供の肌に大きな負担となってしまいます。弱めのものを、小まめに塗り直しする形が良いでしょう。

発汗の仕方にも合わせた日焼け止め選びを

気温や室温が高いときや競技に参加したときは、それだけ発汗量も多くなります。体質的に汗をあまりかかない方でも、汗をかくはずです。毛穴も広がり、皮脂量も増えます。

となると、せっかく塗った日焼け止めも汗や皮脂によって流れていってしまいますよね。

そのため、いくらSPF値の高い日焼け止めを使っても、よほど吸着力の高いものでない限り、効果は半減します。しかも、吸着力が高いものは、化学変化を生じさせる紫外線吸収剤が配合されていることが多く、肌への負担が大きくなります。

そういう諸々を考慮すると、やはりSPF値は30でも高いくらいです。つまり、10~20でもOKと言えます。都度塗り直しをすれば良し!

ただ、SPF値の小さいものに限って汗に流れやすく、塗り直し回数は多くなるでしょう。特に、オーガニックタイプや紫外線散乱剤タイプの場合、汗によって簡単に流れ落ちていってしまうことが多いです。そしてうっかり日焼けする羽目になります。

だから、もし塗り直しの手間を省くことを考えるならば、紫外線吸収剤配合で汗に流れにくいものを使っても致し方がないのかなあという気がしますね。

肌との相性もあると思うので、バランスを考えた上で、ご自分に適したものを検討されると良いのではないでしょうか。コレ!といった絶対的な答えは無いと思います。

紫外線吸収剤タイプと紫外線散乱剤タイプ

上記にて、紫外線吸収剤タイプと紫外線散乱剤タイプといった言葉が出てきましたが、最後にこれらについて補足をしておきたいと思います。

 

紫外線吸収剤タイプ

たいてい、効果は強力です。オイリーなものも多く、汗に流れにくい、白浮きしにくい、仕上がりが自然といったメリットがあります。

デメリットは、ニオイがきついことがあるのと、クレンジングで落ちにくいものがあるということです。また、化学変化が起きる以上、肌への刺激も懸念されます。

吸収剤としての成分としての主なワードは以下のとおりです。商品選びの際に、少し気にしてみると良いでしょう。

オキシベンゾン、グアイアズレン、サリチル酸オクチル、サリチル酸フェニル、ジエチルアミノヒドロキシンベンゾイル安息香酸ヘキシル、シノキサート、パラアミノ安息香酸エステル、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンベンゾトリアゾール、ポリシリコン、メトキシケイヒ酸オクチル など

紫外線散乱剤タイプ

たいてい、効果は強くないです。パウダリーな使用感があり、白浮きしやすい、仕上がりにムラができやすい、汗に流れやすいといったデメリットが目立ちます。

しかし、ニオイが薄く、クレンジングもしやすく、肌に優しい傾向にあるといったメリットがあります。最近は、汗にも強く、ムラになりにくいものも見かけたりしますね。オーガニックタイプの日焼け止めも多いです。

散乱剤というと怪しい感じがしますが、要は、リフレクターです。成分が紫外線を反射させてくれるのです。非常に原始的な方法ですね。主な成分としては、下記ワードです。

酸化チタン、酸化亜鉛 など

ただ、散乱剤だからとて、必ずしも肌に良いといえば、それは違います。肌にとっては、素肌ほど優しいものはありません。あくまで、現段階では、吸収剤タイプよりもマシ、と捉えておくのが良かろうと思います。

“飲む日焼け止め” というのもあるようです
サングラス着用